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新型インフルエンザ2 [女になってセックス]

「ん…。」
俺は目が覚めた。
あの時、強制隔離すると言って現れた政府の職員に注射をされて
すぐ気を失ってしまった。
病院?か何かのベッドに横になっていた。
気を失っている間に、移動されられたんだ。
窓の外を見ると、山が見えた。
「隔離っていう位だから、人里離れた所なんだろうか…。」

その後医者が現れた。
「気がついていると思いますが、あなたは新型のインフルエンザにかかりました。」
そして診察を受けた。といっても、簡単に健康状態を確認しただけだった。
はっきりいって、性転換したものを元に戻すなんて事はできないらしい。
それより女の子になってしまったが、前より元気なくらいだ。
「施設の外には出ないで下さい。あとは自由に何をしていても構いません。」

コンコン
「はい、どうぞ。」
自分の部屋の扉が開けられた。
めちゃくちゃ可愛い女の子が現れた。
「はじめまして、入っていい?」
「え、ええ、ど、どうぞ。」
俺も一応女の子になっちゃったけど、すごいドキドキしてしまった。
「君が新しく入ってきた娘だね。」
「は、はい。」
「すごく可愛いね。」
「え?」
「あはは、まだ気がつかないの?俺、いや私もインフルエンザの患者だよ。」
「えっ?」
そうだ、あまりに可愛いから夢中になってしまっていた。ここは隔離施設なんだよな。

「要するに痛みで苦しんだりとかは一切ないけど…。男には戻れなさそうだよ。」
俺は部屋に入ってきた、先輩の女の子?と色々話をした。
「つまり、女として生きていかなくちゃいけないって事?」
「そうだね。」
「…そんな。俺にそんな事できるのかなあ…。」
不安そうな俺の顔を見ると、先輩の女の子は言った。
「そんなら、色々女の子の事教えてあげる。」
「うむっ!」
先輩の女の子は元は男と思えないとても可愛い声で言うと、俺にいきなりキスをしてきた。

(つづく)

新型インフルエンザ1 [女になってセックス]

「また流行っているらしいよ。」
「何が?」
「インフルエンザ、また中国でさ。」
「鳥インフルエンザ?」
「いや、今回はまだわかっていないんだって。」
「ふうん。」
「なんでももう日本でも感染者が出たらしいって。」
「へえ。」
「今回のやつは感染力がかなり強いらしくて、感染すると隔離されてしまうって噂だよ。」
「そうなんだ。」
友人と話していた俺は、その時はまさか自分が感染するとは思っていなかった。

家に帰ると俺は急に体がだるくなってきた。
「うーん…。」
ベッドにたどり着くのがやっとだった。
横になるとすぐ意識を失っていた…。

「…。」
目が覚めた。
一体どれくらい眠っていたのだろうか。
しかし、どことなく体が気だるい。
シャワーでも浴びてさっぱりしようと考えた。

浴室に移動した。
なぜだかわからないが違和感がある。
服を脱いでシャワーを浴びた。
「ん?」
自分の体を確認してみた。
俺はそこで気がついた。
「な、なんてことだ。」
俺の体が女になっていた。
ペニスがない、代わりに胸が膨らんでいる。
「ま、まさか新型のインフルエンザのせいか?」

ピンポーン
玄関から音がした。
「政府のものです。新型インフルエンザ感染を確認しました。強制隔離します。」
玄関の外から呼びかけられた。

(つづく)

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